第1章

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康治は仕事に追われているようで、最近遅く帰る日が多くなった。 「康治、大丈夫?無理してない?」 遅く帰っても私の相手は厭わない。 「ん、大丈夫。真紀はエステ行ったんだろ?」 「奈緒と一緒に行って来たよ。やっぱりプロがすると違うね。気持ちよくて寝ちゃってたよ。」 「本当にスベスベだな。」 康治は身体に触れて言った。 「でしょ?」 得意気に言った私に康治は目を細めていた。 康治の手は動きが妖しくなっていた。
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