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康治の手が太ももに乗せられた。
少し驚いたがそれでも眠っている康治を起こすわけにもいかなくてそのままだった。
手はゆっくりだが、太ももを移動する。
起きているのかと、康治を睨んだが起きた様子はない。
康治の手が気になって洋画にも集中できない。
少し身体が熱くなっている気がして康治の手を止めた。
「このままできると思ったのに。」
「周りに人いるしムリ。しかも起きてたなんて康治酷い。」
本当はそんなに怒ってなかったが、怒っている振りをした。
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