第1章

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「ねぇ、康治。お願いがあるんだけど。」 真紀は風呂上がりの康治に言った。 「何?どうした?」 心配そうに康治は言う。 「夜のことなんだけど・・・」 「ん?満足できない?」 「ち、違うの・・・少しお休み設けない?週に2日とか・・・・」 恥ずかしかったが勇気を振り絞った。 「真紀がそう言うんだったら、解った。無理させてたみたいだな。ごめんな。」 申し訳なさそうに言っている康治が少し可哀想に思えた。 「体力無くてごめんね。嫌じゃないんだけど身体が付いていかないだけだから・・・」 「これからも何でも言ってよ。」 康治は頬にキスをした。
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