第1章

45/70

102人が本棚に入れています
本棚に追加
/70ページ
「ごめん、真紀。」 「・・・もう、今日は話したくない。」 話を続けようとする康治を一蹴した。 「俺の話を聞いて。」 「だから、今日は話したくないの。別日にしましょう。おやすみなさい。」 先にベッドに入った。 少しして、風呂から上がった康治が立ち尽くしている気配はしたが、寝た振りをしてやり過ごした。 結婚して初めての大喧嘩となった。
/70ページ

最初のコメントを投稿しよう!

102人が本棚に入れています
本棚に追加