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家に帰ると康治は私を脚の間に挟んで座った。
ご飯とトイレを除いては絶対に私に触れている。
「コーヒー淹れるね。」
「ああ。」
離れると煙草を吸い始めた。
「はい、コーヒー。」
他に座ろうとする私を定位置に座らせようとする。
コーヒーぐらいはゆっくり飲みたい・・・
「康治、最近どうしたの?」
「何かした?」
不安そうに康治は聞いてきた。
「何かっていうか最近の康治らしくないかなって・・・」
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