第1章

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康治はまだベタベタしたいと言っていたが風呂から上がった。 「このまま行こうかと思ったのに・・・」 「あとでね?」 意地悪したつもりの康治の目が開いた。ずっとお預けしていたのだ。待ちわびていただろう。先生の許可は貰っていた。 何のサービスかバスタオルを奪うと丁寧に拭き取ってくれた。 髪の毛も康治が乾かしてくれ、お姫様のような扱いに苦笑いしていた。 (余程待ちわびていたのね・・・) 康治が可愛く見えた。
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