第1章

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最近感情の起伏が激しくなっていた。 少しのことで苛々したり悲しくなったり気分が高揚したりと自分で自分を抑えられなくなって困惑していた。 久し振りに愛と奈緒とランチに行った。 一緒に行くと譲らない康治を宥めるのは大変だった。 「最近、眠りは浅いし、無償に苛々したりで辛くて・・・愛はならなかったの?」 「ホルモンの関係なのかな・・・私は無かったけどママ友にはいたかも・・・旦那のやることなすこと腹が立つとか言ってた・・・まぁ、どんと構えて、無事に産むことだけ考えてればいつの間にかそんな時期もきっと終わるよ。もしもの時は先生に相談してみたら?」 「うん、分かった。」 きっと今だけだよね・・・・そう思うことにした。
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