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招待客も大体は決まり式場も決めた。
今日はドレスを決めるために康治とともに式場にやって来た。
試着を繰り返す度に康治は甘い言葉で私を惑わす。
スタッフはずっと苦笑いしているように見えていた。
「康治、これは?」
3着お色直しする予定だが、まだ1着も決まっていない。
「どれも綺麗だな。でも、それ胸が開き過ぎじゃないか?他のヤツに俺の真紀の胸の谷間見せたくねーしな。」
さっきからこの調子だ。
背中が開いてるだの胸の形が分かるだの・・・
「もう・っ・・私のは奈緒と一緒に決めちゃうから。康治とじゃ決まんないよ。今日は康治のだけ決めて。」
もう今日決めるのは諦めた。
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