石油王の花嫁

2/42

28人が本棚に入れています
本棚に追加
/42ページ
京介が小学生の頃、両親を病気で亡くしそんな幼い京介を中学生の兄、真弘は立派に育てた。 それから月日は流れ大人になった京介はモデルになり兄の真弘は京介のマネージャーになった。 撮影場所の廊下を歩きながら京介は『今日は雑誌の撮影だけだよね』と言った。 『今日は雑誌の撮影だけだな、明日は…昼13時からドラマの撮影がある』 手帳を見ながら真弘が言った。 ー撮影する部屋ー 『おはようございます』 京介はカメラマンやスタッフ達や一緒に撮影をする先輩のモデルに挨拶をしながら部屋の中に入りその後、京介は先輩のモデルと共に雑誌の撮影をおこなった。 それから3時間後、雑誌の撮影が終わった。 『お疲れさまでした』 皆に挨拶をすると京介は真弘の所に行こうと歩き始めたその時、背後から『お疲れさま、京介君』と先輩のモデルが声をかけた。 京介は足を止め振り返ると『お疲れさまです、港先輩』と言って頭を下げた。 『これから飲みに行くんだけど京介君も行かないか?』 『行きたいんですが…』 京介はムッとした顔で近づいてくる真弘を見つめた。 『帰るぞ』 真弘は京介の腕を掴み撮影場所を出ると立ち入り禁止の部屋に入っていった。 真弘は京介を壁に押しあて唇を重ねた。『んん…』 京介は真弘の深い口づけを受け入れ感じ始めるとズボンを脱がされ真弘の手でいかされた。 『ああ…兄貴…』 京介は真弘にしがみつき喘ぎ声を出した。 『京介…お前は俺のものだ…』 真弘は京介を倒し大事な部分を京介のお尻の穴に入れると腰を揺らし京介と真弘は快楽に満ちた。 その後、京介は真弘の激しい愛撫に気を失った。 真弘は座り込み壁にもたれるとうつ向きながら激しく京介を抱いたことに後悔していた。 その時、立ち入り禁止のドアが開き港が入るとドアが閉まった。 真弘は座り込んだまま顔を上げ港に目を向けた。 『これは驚いたなぁ、たしか君は京介君のマネージャーで兄貴だよね、その兄貴が弟の体を抱くなんて驚きだよ』 『立ち入り禁止の部屋だ、出てってくれないか』 真弘は立ち上がり港に言った。 港は真弘に近づき小声で『この事を知られたくなかったら俺にも京介君を抱かせてくれないか』と言った。
/42ページ

最初のコメントを投稿しよう!

28人が本棚に入れています
本棚に追加