どこに居ても不幸は不幸、はっきりわかんだね。

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希「ではではみなさんお待ちかね~魔力量と属性を調べる王道展開が参りましたよ~」 はーいパチパチ と、言うことでですね?自分で調べるんだけど全然忘れてたよ。 まあ折角異世界来たんだし、このイベントはかかせないわけでありまして。 全「これ握って魔力量測るんだよ?その後こっちに魔力流して属性ねー」 希「はーい」 学校の手続きが終わり、明日から通うというのに何とも急展開ではあるが、今いるオールファルコスのギルマスである全帝とたまたま私の訓練の為居合わせた炎帝と共に測定をします。 希「ぶっちゃけこっち来てから2ヶ月が立ちますが、毎日努力を続けた成果が果たして反映されるのか」 炎「良いからやれよ」 ちょっとくらいテンション上げさせてよノリ悪いなもう。 希「やる気無くしたから一気にやります。エイッ」 ギュイン 握力計がついたような機械を握り、メーターが思い切り振り切りました 希「続いて属性、エイッ」 パキッ 「「あああああああ!!!」」 水晶らしき玉に魔力を流せば、何故かヒビが入りました 顔を隠しているが、声色的に真っ青になっているだろう二人を見つつゆっくりと手を離す 希「…てへぺフゴォッ!!?」 全「可愛くない!!!!可愛くないよ希!!!!!!!!」 茶目っ気を出して場を盛り上げようとしましたが、すかさず全帝からの右ストレートが決まり思いきり舌を噛みました 解せぬ 希「…水晶直しました」 全「宜しい。壊さない程度でいいから流して」 希「ウィッス」 膝をつく二人に直せると告げればすぐに直せと言われたので、チョチョイのチョイと復元させました 先程の何十倍にも魔力を薄めて流せば、割れることはなかったけどお約束。 炎「…マーブル…っすか」 全「もう俺この子の保護者嫌だなー」 マーブルでした!!わぁお! 全帝?今壁と一体化してるところだから邪魔しちゃだめだよ。
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