どこに居ても不幸は不幸、はっきりわかんだね。

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全帝と水帝の口論を目の当たりにした帝達は、流石に呆れたのかため息をつき始める 風「…いい加減にしてください……何でまた…」 土「お主らは人が良すぎるんじゃ…」 風帝と土帝が苦労人なのが見てわかる、そんな二人を見つめながらやたらちょっかいを出してくる炎帝から避け続ける私すごい 炎「てめっこのやろうっ…当たれや!!」 希「嫌だな、当たったら痛いじゃない」 炎「痛くすんだよ!!!」 悪いが私にそっちの気はないぞ 何故か痛みを与えようとする炎帝から避けつつ、顔に落書きを施していけばあら不思議。 希「炎帝えもんの出来上がり~」 炎「は?…てめぇ!!!!」 某青い猫型ロボット風の落書きを施し、鏡を差し出せばその顔は面白いくらい真っ赤に染まり上がる いいか、やるならやり返される覚悟を持ってやることだ。 お姉さんとの約束だぞ! 希「あはははははははははは!!案外似合ってるよ!!!」 炎「て、てめぇ…!!」 顔を赤くしながらも攻撃を仕掛けてくる炎帝から逃げ回る。 まあ、手を抜いてるとしても一帝の攻撃を軽々避けられるなら気合いで生きていけそうだね 全「はいストップ~」 希「んぎゃっ」 暴れまわる炎帝を制し、私を軽々抱き抱え動きを止める全帝に対し変な声が出た 全「とりあえず俺が預かるから。学校も行かせて、ギルド登録もして色々やってもらう」 え、討伐とかやらなきゃダメな感じ? 働かなきゃダメですか? 希「…学校行かせてくれるだけでいいんだけど」 全「働かざるもの食うべからずダヨ」 希「食うために働くズラ」 何とも急な話だが、本日より全帝が保護者となり…学校に通うことになりました 学校に通う手続きが完了するまでの間、何回か帝達と戦闘しましたが、アレは本当に集団リンチだ 炎「てめぇ本当につえーな。属性と魔力量教えろよ」 希「上から目線だなおい……あ」 そういえば、やってねえですわ
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