どこに居ても不幸は不幸、はっきりわかんだね。

10/11
2627人が本棚に入れています
本棚に追加
/389ページ
全「えー計測結果ですが、魔力量が1234万5678で、属性沢山でした」 希「何それツッコミ待ち?」 炎「一番につっこむとしたらテメェは人間じゃねぇな」 殴りましたが何でしょうか どうやら、学生の一般平均を遥か彼方超えてしまっている様子です。例えるなら月と地球、プロレスラーに赤ん坊が勝つようなレベルらしい 谷底で常に命を狙われながら一ヶ月、全帝が保護者になってから毎日の様に行われた戦闘訓練をやってりゃ上がるものも上がるさ 元々やったらやった分だけ成長するチート設定だし、他人より過酷な訓練してたらそうもなるよね 希「と言うわけで、明日からの学校生活に備えて今日も魔力コントロールの練習をしようと思います」 炎「あ、俺もやるから教えてくんね?出来るんだけどお前みたいにはまだ出来ねぇんだよ」 希「炎帝さんって案外素直だよね」 オールファルコスにお世話になり始めて、何だかんだ一番共に訓練をしてくれたのは全帝と炎帝 しかも、炎帝は教えてくれるのは当然だが自分が出来ないことは素直に頼み込んでくる 希「見た目とのギャップ」 炎「ひねり潰すぞ」 口が悪いのは照れ隠しだな だが、努力を惜しまず鍛錬し続ける限り私の魔力量はどんどん上がっていくことがよくわかった やめるって?そんなわけないでしょ 全「気持ちはわかるけど、明日から学校にある寮に入ってもらうからやり過ぎないで欲しいね」 希「なん…だと!?」 魔力をギリギリまで抑えて神級魔法を構築しようと考えてたので、やり過ぎるなと言われると疲れるわけにもいかない 希「…じゃあ炎帝、魔力コントロールしながら制御かけて組み手しよ」 炎「制御はお前だけな」 希「私は炎帝に制御かけれるから問題ないけどね」 炎「おいやめろ俺が死ぬ」 大丈夫、安心しなよ。 何回も直してあげる☆
/389ページ

最初のコメントを投稿しよう!