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「あ!昨日のお兄さん!」
「今日は浴衣なんですね!可愛い!」
希「……ありがとう」
昨日来てくれた人たちがまた来てくれたりしてるけど、今日は執事じゃないので何処ぞの悪魔で執事みたいなイエスマイロードはしません。
てか猫だし。今私猫だし。
「ハ!!猫耳猫尻尾……今日はツンデレをするんですね!?」
希「しない。ツンもデレもない」
「ギャー!耳動いた!尻尾も動いてる!!凄いですね!」
希「……凄くないもん」
「「グハッ…!!」」
褒められてちょっと嬉しかったからか、耳と尻尾が過剰反応して動いたのを見た二人が鼻血を出して退場したよ
何この動く兵器。私の感情と連動して動くんだけどどうにかしてくれよ
「あ、藍原さん!今日は呼び込みに変更しましょ!暇になったら戻ってきていいわよ!」
ブンブンブンブン
希「わかった!!」
「うわぁ…嬉しいのね」
こんな感じです。
と、言うわけで…胸に『1S!コスプレ喫茶!!』とどでかく書かれた看板をぶら下げながら呼び込み班を探しつつ呼び込みなう
悠とクロコは別々で、ライルはクラスに残ってたから…メアリーでも探すかね
希「あ、りんご飴」
勿論、色々食べながら
希「あ、たこ焼き…昨日食べたな。イカ…も食べたし……てか制覇したじゃん昨日」
昨日食べていないものを探すのは最早絶食になるので、とりあえず焼きそば擬きを食べながらメアリーを探索
あ、いた
希「メアリー」
メ「希?どうし……ああ、呼び込みになったのね」
希「悠達探すより先にメアリーを選んだ私を褒めろ。そして撫でれ」
メ「動いてる動いてる、耳と尻尾が動いてるから」
全く困ったものですよ。
ライルが何をしたかはわからないけど、感情に連動するというよりも猫そのものになった気がしてならないのよこれ
ついでに今は撫でられたい気分だったので、自分より小さいメアリーにたくさん撫でてもらったよ
メ「うん。甘え上手な希も中々ね」
希「お母さんには常に甘えてると思うよ」
メ「希が娘なのは大変そう」
君ってたまに言うよね
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