嫁がツンデレで画面から出てきません。

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メアリーはちょうど手が空いていたらしく、一緒に悠達を探してくれる事になったんだけど… メ「勝手に行かないで」 メ「ちょっと、こっちよ」 メ「こら、買うなら一言いいなさい」 フラフラフラフラと、気の向くままに行動する私に呆れつつも、ガッシリと手を繋がれてますなう 希「お母さんあれ買ってー」 メ「こんな放浪癖のある娘はいりません」 希「全私が泣いた」 まあ、はたから見れば面白いと思う光景ではあるよね 自分より大きい人を引きながら歩く巨乳な低身長少女と、浴衣猫耳のデカイ女 メ「何してるの?」 希「ごめん自分で自分の傷に塩を……」 早速傷ついてました。 そんなこんなでメアリーに引かれて歩いていれば、前方に腕まくりをした甚平を着ている悠を発見 メ「悠!」 悠「んぁ?おお!メアリーとのぞゴファッ!!?」 はい。こちらに気づいた悠が私を呼ぶ前に履いていた下駄擬きを投げました だっておかしいよ 希「何で私は猫なのにお前何もつけてないんだよ不公平だろ」 悠「ライルの趣味だろ!!!俺がつけて何になんだよ!!!」 希「辱めたい」 悠「心底関係ねぇ!!……あ?てか何してんの?」 私は猫耳尻尾装備なのに、悠さん完璧シラフですやんということで八つ当たりしただけです。 カクカクシカジカ説明をし、メアリーと別れて悠の襟を掴む 希「私、今連動してて猫になってるらしいから絶対見失うなよ」 悠「それなら逆だろ何で俺が逃げるみたいな体制になってんの」 他に掴む場所が思いつかなかった なんて言ったら普通に浴衣の裾を握られたので、大人しく引っ張られながら歩き出す 悠「猫ってなんだよ…希常に猫みたいなもんじゃん」 希「何言ってんの、自由気儘で放浪癖があって気分屋で癒し系な猫な訳ないでしょ」 悠「おう癒し系以外は当てはまってんぞ」 希「ぶっ飛ばすぞテメェ」 私は少し好奇心が強いだけで自分気儘じゃないし放浪癖もないし気分屋でもない ないよね?
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