壁ドン顎クイときたら最後は額アタックだろ

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ク「あ!のん姉おかえり!あとただいま!」 希「ほいただいまおかえり」 ラ「どこいってたんだ?」 希「ちょっとね、風呂入ってくる」 帰宅していたクロコと、目を覚ましたライルに伝えてから風呂へと向かう 母型ではないので、髪を洗うのが楽だと考えつつ服を脱いで、私は自分の目を疑った 希「……………生えてる」 いや、うん、なんか 男物の立派なソレがですね ………。 希「ギャァァア!!!!?」 マジマジとそれを見て、暫し思考が停止したのち大絶叫をもたらした なんで!?!! なんであんの!?!!!?!? ク「のん姉!?どうしたの!!」 ラ「奇襲か!!!?」 希「ギャァァア!?何でもねぇから入ってくんな!!!絶対開けんな!!!!!!」 私の絶叫を聞きつけ、風呂場のドアを叩きながら叫んできた二人に叫び返す 完全防音の部屋でも聞こえる絶叫 なんて悠長なこと言ってる場合じゃねぇよ!!!!!! 希「母型に……か、わんない…だと!?」 とりあえずなんとかしようと思い、いつも通り冷静に母型に変わろうとしたが変化がない。 なんでこうなった 何が起こった………… 『僕からのプレゼント』 希「……あんのどちくしょおお!!!!!!!!」 ク「の、のん姉!?本当に大丈夫なの!?」 希「大丈夫じゃねぇ!!!!!!けど開けないで!!!」 あいつだ、あいつしかない。 私は急いで服を着て、イツキに念話を送った。何とも気の抜ける声で返答してきたイツキだが、事の重大さを知らせてもあっけらかんとしている 『記憶にあった魔法なんだけど、ちゃんと解けるから安心してよ』 希「いつ解けんだよ明確に示せマジで」 『え?知らないよ』 私は本日最大になる絶叫と怒声を発揮しました。 なんでも古代魔法かなんからしくて、いつ解けるか分からないときた 『一応プレゼントだよ?愛が何なのか、しっかりとわかるものでもあるから…気長に頑張ってみてよ』 希「こんなもんぶら下げたまんま愛どころの騒ぎじゃねぇよ…」 『ぶら下げてるからこそだよ!』 希「意味わかんないから」 ていうかわかってるの?私が女だってわかってるのこの人 お父さん以外の初めて見ちゃったよ
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