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放課後、様々なトラップを発動してきたライルを全て避けきり帰宅
希「んで、本気で聞くけど何がいい?」
ラ「のぞ……オムライスがいいな」
ク「凄い!のん姉の目力がライ兄を威圧した!!!!」
はて?なんのことやら
てことでオムライスを完全させ、皆で仲良く団欒しました
クロコが風呂に入ったので、皿洗いをしつつ明日のことを考えるよ
希「……明日土曜か、ギルドでも行くかね」
ラ「僕とのデートは?」
希「ああ、そういやそんな約束……してないね」
ラ「チッ」
ちょっとー何なのこのこー
凄いキャラ崩壊してるけど大丈夫なのー
ラ「順応力の高い読者の皆は、きっと理解してくれるだろうと僕は信じているよ」
希「メタい話はやめろ、ついでに理解しなくていいですから」
案外人気あるんだからそーゆーこと言うのやめてほしいよねこの子
ラ「半分は冗談だ。僕も丁度ギルドに用があるしな」
希「半分本気ってか……あ、そいや試験があったね。メアリー達にも言っとこ」
ラ「そうだね、明日の13時にギルドに集合と伝えておこうか」
漸くまともな会話ができたが、その後は変わらずアピールが続きました
一番酷いのだけを上げれば「男同士だし、裸の付き合いを…」とか言い出したのでフルスロットルの速さで殴った
手抜きでいくとあたらないからね!本気で当てにいきました!
希「ほいじゃ、クロコはまだSSは早いからね。一応主人公補正あるし、また今度にしようか」
ク「うん!その何とか補正で頑張るね!」
魔力無し主人公補正とだけ言っておこう
今では魔力量も属性も技術も次々に解放してきてるし、着々と主人公に近づいてるはずなんだけど
希「クロコは少し、ズレ始めたよね」
天使のような可愛さをゴリ押しして甘やかしつつ、戦闘面では厳しく
間違えたとは思ってないけど、何故か男である目の前のクロコは絶賛肌の手入れタイム
ク「へ?あ、のん姉も使う?」
希「……使い方教えて」
パックはわかるけど、乳液だとか化粧水だとか、順番や使い方がわかりません
逆に聞くが何故知ってるんだクロコは
ク「メアリーに教わったの!荒れてからじゃ遅いからって!」
希「女子よりも女子力高いな」
とてつもない敗北感だぜ
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