国の王子と少女が不幸過ぎる

9/22
前へ
/389ページ
次へ
ピカーンと光り輝き姿が目視できなくなるが、認識できない結界でも張られているのだろうと思う 悠「スゲェのくるかな?」 メ「自分の実力に沿った使い魔が現れるらしいしね」 興味ありげな声で話しているが、その割には楽観的な二人の言う通りで…使い魔ってのはパートナーであり生涯を共に過ごす謂わば家族 自分と同等か、それ以下か。 自分よりも強い使い魔なら、まだまだ成長するっていう証でもある 希「私は自分の使い魔をも超えてみせるぞ」 ビ「ぶっちゃけそろそろ勝てなくなる気がするよ」 いつの間にか現れ、私にベタベタとくっついてくるビズはまた少し大人になった 気のせいか力も増えてる気がする ビ「希が規格外だからね。僕も成長速度が上がってるんだよ」 希「ついでにどこまで?まだ雰囲気かわんの?」 ビ「や、どんだけ成長しても容姿はこれがMAXだよ」 希「ふーん」 後ろから私をホールドオンしてくるビズは私の頭に顎を置いてグダグダしている 普通なら許さないけど、この子軽くしてくれるしなんだかんだ私に甘いので許しますよ
/389ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2635人が本棚に入れています
本棚に追加