何もいらない。
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昼休み、私の席にみんなが集まってきた。 「りかちゃん、大丈夫? 虐待受けてるの?かわいそうだね。」 「かわいそうだね。」なんて 思ってもないくせに言わないで。 私に向けられる眼が、哀れみ、同情、笑い。 気持ち悪い。気分が悪い。 「ちょっとトイレ行ってくる。」 そう言って逃げ出した。 私の後ろ姿を見ながら、みんなが笑っていたことなんて気づきもしなかった。
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