4月馬鹿

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また来年。 一緒に桜を見れるかなんてわからない。 君は右へ、僕は左へ進む。 でも、そうだね。 あまりに君が純粋だから現実的な僕も少しだけ夢を見る。 僕らを包む景色はあまりに美しくて、夢を見るには十分なはずなんだ。 何年経っても、全ては春の色をもって思い出されるから。 「また、来年ここで会おうな」 ―終― タイトルはCocco様からお借りしました。
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