第5章 禁断の父子

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「なっ……?」 「もっと手荒な方法だってあるぜ?」 はじめから 由良と僕の間に何かあるって 疑ってたんだ――。 「全部吐けよ、先生。あんた、由良の何だ?」 明らかに異常とも言える執着。 サディスティックな目元に 色濃く浮かぶ疑念と嫉妬。 「何でもないっ……!ただの教師と教え子だ!」 振り払おうとすればするほど 締めつける蛇のように。
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