第5章 禁断の父子

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顔を上げれば その途端に 「うっ……!」 強烈な右フックを食らう。 「――由良につきまとって何の用だ!」 しまった――。 カフェで会ったナンパ師だと 僕を勘違いしたままなんだ。 「違うっ……」 「何が違う?」 弁解もできぬまま 胸倉を掴んで壁に押し付けられる。
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