第5章 禁断の父子

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アルコールで火照った体には まるで心地よい愛撫のようで――。 「これ気持ちいい?」 このままじゃいけないと 分かっていながら。 「なっ……」 やっぱり酔ってるんだ。 抵抗もできず されるがまま受け入れてしまう。 「あ、こっちもか?もしかして殴られた?」 「ああ……」 「ったく。しょーがないな」 やがてその指先は 僕の頬にも伸びてきて――。
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