第5章 禁断の父子
29/30
読書設定
目次
前へ
/
30ページ
次へ
やがて 「先生――僕先生のそんな顔好きだよ」 ついばむように 由良が僕の唇にキスを落とした。 「どうしていいか分からない顔」 さらりとしたシフォンの袖が 僕の首筋を悪戯に撫でる。 「自分じゃどうにもできない、暗い闇を抱えた顔」 「ンッ……アア……」 由良は僕の心を 裸にして弄ぶように 徐々に口づけを深めて囁く。 「あの頃サチ兄さんも――毎日そんな顔してた」
/
30ページ
最初のコメントを投稿しよう!
62人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
63(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!