第5章 禁断の父子

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「了解。以後気をつけます」 僕らの常識とは別世界で生きる彼は どこか楽しむように頷いた。 襟元からのぞく 魅惑的な喉仏。 骨っぽいセクシーな手首を彩る きっと目玉が飛び出るような値段の腕時計と 細いダイヤのブレスレット。 ふと 『あれ、僕の男』 由良の悪戯な台詞がよみがえり 僕は視線のやり場に困る。 「先生」 もっと悪い事に この種の人間は人の心を見抜くプロだ。 「話――それだけじゃないでしょう?」
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