プロローグ

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プロローグ

世の中では不思議な店が沢山ある。 「黒猫」もその一つの店だ。 黒猫に入ったら店長に無理やり手を引っ張られ死者の国に連れてかれるという気味の悪い噂まである。        タカギ クラノスケ その噂の店長は高城 倉之助、30歳、独身だ。 倉之助は一人で黒猫を経営していて周りの人は彼の事を変わり者だと言っている。 それはそうだ。 黒猫はとても日当たりが悪く薄暗くて店を建てるには不向きな場所だからだ。 それに黒猫が建てられた場所は殺人事件が起きた場所で幽霊がでると町で噂をされている場所でもある。 何故彼はそこに店を建てたのか。 謎が深い黒猫は朝9時から夜10時まで開店しているらしい。 貴方も一度行ってみたらどうだろうか。 ・・・足を踏み入れる覚悟があるならの話しだけど。
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