第1章

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 翌朝目が覚めると僕の横には誰もいなくなっていて、綺麗に畳まれた蒲団だけが残されていた。  もしや夢だったんじゃないかとも思ったが、壁の縁に掛けられたままになっている白いワンピースがそうではないことを物語っていた。  あの子、ワンピース忘れていきやがった。
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