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「お姉ちゃん血が沢山ででるよ!」
「大丈夫だから」
嗚呼、凄く綺麗だ
この子に掛かった僕の血がまるで椿みたいだった
この時間が永遠に感じられる
「零、レイっ!」
千尋ねぇ?
「レイっ、死んじゃ嫌だ!」
ゴメンネ千尋ねぇ一人にしちゃって……
でも、僕は死んじゃうんだよ?
悲しまないでお願いだから
僕は、千尋ねぇが大好きだよ
「千尋ねぇ…」
「なぁに?」
最後に……
「最後にお願いがあるんだ………」
「いってごらん?」
「燐音とあの子をよろしくね。」
ニコッ
「っ……………」
ゴメンネ悪い子でそうやって僕の意識は消えた……………
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