第6章 禁断のデート
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まさに 僕らの始まりの 禁断の木の実。 それも知ってるんだ――。 「一ヶ所でいいよ。どこかサチ兄さんとの思い出の場所に連れてって」 「連れてってって――そういえば車!」 そこで ふと現実に返って思い出す。
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