第6章 禁断のデート
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昨夜 店に乗りつけてそのまま――。 「そこに置いてあるよ」 由良は慌てる僕を嘲笑うように 立ち上がり窓を開けた。 「店の運転手に頼んで、ちゃんと先生の車で送ってもらったから」 しっかりしてるというか 抜け目ないというか――。 とにかくこれで 余計に断れなくなってしまった。
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