第6章 禁断のデート
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休みの日。 2人でよく行った 海の見える公園へ車を走らせた。 「ここ知ってるな」 公園に着くと すかさず由良が言った。 前を行く 白いコンバース。 「どうせ――読んだんだろ、日記で」 サチがあの日見たもの 通った場所 追体験するように――。 由良は神妙な面持ちで歩き続けた。
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