第6章 禁断のデート

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「ああ。少なくとも死ぬほど焦がれるような――そんないい男じゃない」 サチみたいに 恋愛にのめり込むほど ロマンチストでもなかった。 きっと 今以上に身も心も未熟で。 恋人にしたって いいとこなんて数えるほどしかなかったと思う。 「だから自分のせいで死んだんじゃないって?」
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