第6章 禁断のデート

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こう言ったからって 許される問題じゃないが ――記憶がない。 何度頭をふっても 視界を両手で覆ってみても ――何一つ思いだせない。 救いがあるとすれば 僕がワイシャツと下着だけは身につけていたことと。 今日 学校が休みだと言うことぐらい。 「気分はどう?先生」 「ここは?」 「焦ることないよ、僕の家さ」
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