第6章 禁断のデート

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「安心して。先生は何もしなかったよ。僕はいつも裸で寝るんだ。それだけ」 言うと さらり女物みたいなガウンを羽織って 由良はベッドから飛び起きた。 「てゆうか、どうせ使い物になるあれじゃなかったしね」 寝癖のついた髪をかきあげ 薄い唇が意地悪く綻ぶ。 「ダイニングに行こう。モーニング・コーヒーを淹れてあげる」
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