初恋はイチゴ味【幼少期】

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大好きなイチゴ―― 高いからって中々買ってくれないイチゴを食べるの楽しみにしていたのに… 「…あれ?」 涙を拭いて自分のお皿の上にあるケーキを見ると食べられたはずのイチゴが乗っかっていた。 隣に座っている翔(かける)君のケーキを見るとイチゴが無くなっていた。 「翔君…これ翔君のだよね?いいよ…翔君が食べなきゃ。」 「いいよ、別に。」 「でも翔君誕生日なのに…」 「イチゴ嫌いだから。」
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