time-keeperは眠らない

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説明を末文まで一度見……二度見。 あまりに違和感のある文章をさらりと書き記してくれているものだから、危うくさらりと納得してしまうところだった。 これは僕の知り得る全て以上で物事を捉えなければならないのだろう、ということは理解できた。 しかしながら理解に苦む事由が一点だけ。 毎朝五時半の目覚めの為に、なぜ五時に目覚まし時計を響かせ苗木に水など与えなければならないのか。既に起きているというのに、だ。 時計を見ている筈なのに別の時計を気にしなければならない、この状態こそ理不尽だと口にして相応しいのではないか。 それでもそんな意思に反して毎日目覚めの鐘を響かせこの時計に水を与える私は、変り者なのだろうか。それとも律儀な男なのだろうか――
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