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下で両親の声が聞こえてきた
「竜樹ご飯よーー」
どうやら俺の母のようだ
いつもながら元気いっぱいに活動する自慢の母だ
朝の苦手な俺は、しぶしぶいろいろ準備して階段をおりて行った
テーブルの上には母特製の日本料理
テーブルには会社の休みの父がいた
「今日から高二でしょ!いっぱいご飯を食べて登校しなくてはいけないでしょ!頑張りなさい!」
「お母さんの言うとうりだ お前は俺の自慢の息子であり、俺の会社を引き継ぐ者だ こんなことで嘆いてはいけない」
お父さんの厳しい口調が俺の心に響く
「わかっています けど、そんな会社を上手く経営出来る自信がないしまだ将来のことなんだし、考えさせてください」
「だからお前は「まぁ、まぁ、この話は今度にしましょう」
お父さんが急に怒り出そうとするがすかさず場を止めに入る母
「もうこんな時間なんだし早く学校行って文武両道に頑張りなさい 応援してるわ」
「そうですね 行って来ます」
確かに母親の言うとうりだ
学校までには一時間かかる
加えて高二のはじめの日だ 遅れるわけにはいかない
俺は、慌てて出ていった
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