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サアヤ「貴哉君のところは全寮制の学校なのよ。だから、真綾はこの家から通わなくていいの」
マアヤ「ふーん…で、いつから?」
「「明日から」」 キッパリバッサリ
マアヤ「へぇー…明日……………ん?
……………明日だぁー!?」
叫んだ時、たぶん私の目は赤くなっていただろう…。あ、私キレると目がバイオレット…つまり菫色から赤くなります(;・ω・)
でも誰からの遺伝かは分かりません☆
サアヤ「チッ…うっさいわね…。朝からギャーギャー騒ぐんじゃないわよ。ギャーギャー鳥じゃあるまいし」
マアヤ「え、誰が私を騒がしていると思ってんの!?しかも舌打ち!?つか、ギャーギャー鳥なんかいねーだろうが」
サアヤ「だから今日は学校休んで荷物をちゃっちゃと纏めてね!わかった?」
マアヤ「……シカト…………」←納得してない
サアヤ「わかったかって聞いてんだよ。うんとか寸とか言えや★」
マアヤ「わ、わかりました………」
返事すると母さんはいつものにこやかな笑顔に戻り父さんの隣に戻っていった。…母さん、力もろ入れたな…。肩がギリギリいって痛かった…;
掴まれた肩を擦りながら父さんの方を見ると、父さんの表情はすでに諦めなさいと物語っていた。だから口出さないんだね。
本当に父さん、母さんに弱いよね…;私もだけどさ。
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