∞第1話∞

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マアヤ「他…他……?うーん……あ!?“資料室”て書いてある部屋がある」 タカヤ《資料室…そらまたアバウトだな…;資料室って書いてある下に英数字が書いてあるでしょ?何て書いてある?》 マアヤ「英数字……?どこに?」 叔父さんに言われる通りに英数字とやらを探すとちょっと小さめで書いてあった。 マアヤ「ん~…これか?Bの1ー3?て書いてあるけど…」 タカヤ《Bの1ー3………となると、あそこか…;また随分な所に行ったな。理事長室と真逆だぞ?》 マアヤ「えっ!?うそっ!?」 タカヤ《叔父さん嘘は言いませ~ん♪いいか、理事長室までの道を教えるからよく聞くんだぞ》 ……あ、何かヤダ(笑) マアヤ「えー…叔父さん迎えに来てくれたりは?」 タカヤ《あのね…俺も忙しいの。行こうにも行けないから。いいか、今から言うから耳かっぽじってよく聞けよ?真綾が立ってる側に階段があるだろ?その階段を上って3階まで行くんだ。3階まで行ったら左に行って突き当たりを右に進むんだ。そうすれば後は理事長室だから。じゃ、頑張って!…ブチッ》 マアヤ「……………え…切られた…;とりあえず電話の通りに行くか…。えと、まずは階段だよね…」 貴哉叔父さんのすぐ側に階段があると言ってたのを思い出して周りを見渡すと、たしかに階段はあった。 ただし、非常階段……。普通の階段はないって事?そんな疑問を胸に抱きつつ3階まで行く。 マアヤ「で、来たら………どっちだっけ?右?左?」 よく聞いておけと言われてたのに忘れてしまった。 かくなる上は――――…
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