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マアヤ「それが既に間違ってる!高校生にもなって抱っこされたい人なんて居ないよ!思春期ナメんな!まぁ…されたい人とかいたら金一封とかあげたいよね。
叔父さんの財布から」
タカヤ「相変わらず真綾は…;末恐ろしい子…義姉さんに似てきたね。美人な所も…(ちょっと毒舌な所も…;)」
マアヤ「そんなそんな…。叔父さんも相変わらずお若い事で」
ぶっちゃけ貴哉叔父さんは33?34?…とか30代前半くらいだったはずだ。しかも独身だから尚更若くみえる。見た目20代後半くらいじゃないのかと思うくらいだ。姪のワタシが!
タカヤ「真綾、分かっていると思うけど本来の姿でいたら危ないかも知れないから、絶対に危ないから変装してね☆」
マアヤ「変装?それなら私が持ってる…「それはダメ!」…何でよ;」
タカヤ「せっかく俺が用意したのに勿体ないでしょ!?」
マアヤ(えぇー…どういう理屈…;)
すると貴哉叔父さんはデスクの上に置いてあった紙袋を取り渡してきた。
タカヤ「この中に変装道具が入っているから。と言っても制服と眼鏡と鬘だけどね☆」
中を確認すると確かに変装道具が入っていた。しかも私が持っているようなやつ…。これ、新しいの要らなくない?
マアヤ「ねぇ…これならやっぱり私が持っているやつで良くない?」
タカヤ「真綾、これは兄さんと義姉さんからのプレゼントなわけよ。大人しく着けておいた方が俺はいいと思うけど…じゃなきゃ、義姉さんにチクるよ?★」
マアヤ「Σなっ!?叔父さん卑怯だぞ!!母さんの名前出すなんて!!」
タカヤ「それで?どうする?」
マアヤ「……チッ…わかったよ」
叔父さんは本当に母さんにチクるような人だから従うしかない。
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