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タカヤ「よかった♪じゃあ着替えてきて」
着替える……?
マアヤ「どこで?」
タカヤ「あー…そうだなー…隣の部屋なら誰もいないしそこで着替えておいで」
私は言われるがまま隣の部屋で制服に着替えて変装道具を身に付けた。
正直に言おう。
めっちゃダサい!しかも私が持っているのよりかなりダサいんだけど!
瓶底眼鏡なんて初めてだよ!?なんつーモンをプレゼントしてんの!?あの親は!?たぶん私の方がセンスあるんじゃない!?
着替えて部屋から出てくると貴哉叔父さんから一言……。
タカヤ「俺は兄さん達に渡された物を真綾に渡しただけなんだから。文句あるなら兄さん達に言いなさい。言えないと思うけどね♪
さて…そろそろ学校の説明しようか。どうせ真綾の事だからパンフとか読んでないんでしょ?」
マアヤ「う、…………読んでないけど…;」
タカヤ「やっぱり…;じゃあまず、ここが全寮制の学校っていうのは知ってるね?なら……ここは元男子校ていうのも知ってるね?」
マアヤ「うん………はぁ?元男子校!?」
タカヤ「あれ?それは聞いてない?」
マアヤ「聞いてない」
昨日の会話にも全寮制という言葉は何度か出てきたが、元男子校という言葉は一切出てきてない。
おいおい、パピーマミーどういうこったー?
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