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タカヤ「まったく兄さん達は……;ちゃんと話しておいてと言っておいたのに…。はぁ…;
真綾…君は元ヤンで、しかも関東でも一番の強さを持っていた『紅鳥』だ。それに、ここは元男子校…。もちろん中には不良ヤンキーもいる。………この意味、分かるよね?」
つまり、私が知っている…もしくは私を知っている人や族なんかも居るかもしれないという事だ…。
マアヤ「はー…マジかー…;」
私は溜め息を吐きながらソファーの背もたれに寄りかかった。……あ、結構いいソファーを使ってるな。ちょうど良い感じの沈み具合……(*´-`)
マアヤ「あ、叔父さん話続けてくだせぇ」
タカヤ「(続けて“くだせぇ”?この子…また時代劇か何かで覚えたな…;)じゃあ話続けるよ。
…………と、どこまで話たっけ?」
マアヤ「叔父さん…;全寮制で元男子校てところまで」
叔父さんは若いと思ってたけどやっぱり叔父さんだった…(゜゜;)
タカヤ「真綾、身内だからってあまり失礼な事考えるもんじゃないよ★」
マアヤ「!?(気付かれてた!?Σ(゜Д゜)やっぱり若月の人は侮れない…;)」
タカヤ「それじゃあ話を進めるよ。この学校では学年別にネクタイの色と校章の色が違うんだ。真綾の制服を見ても分かるようにね。今、真綾は2年だから緑色だ。ついでに教えると1年が赤…というよりえんじに近いかな?3年は青色だよ。とりあえず色みれば何年だか分かるからよく覚えておいてね」
マアヤ「信号の色かー…了解!」
タカヤ「え…信号の色?(゜゜;)」
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