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ピリリリリ――
すると、征哉叔父さんの携帯が鳴った。ちなみに征哉叔父さんは電子音、智哉叔父さんはオルゴール音、雪哉叔父さんはJーPopだったりする…。
セイヤ「……はい、何だ?透さん?どうした?」
おシゲちゃんから電話なんて…珍しい。何かあったのかな?それにしても…征哉叔父さんがチラチラと私の方を見るんだけど…何かあるの?
セイヤ「……真綾を理事長室に?何で?…兄貴の命令?しゃーねーな…わかったよ…」
マアヤ「叔父さん…何かあったの?」
セイヤ「あぁ…兄貴が真綾を呼んでるんだと。それで、透さんが真綾を理事長室に連れてきて欲しいって頼んできたんだよ」
マアヤ「それはいいけど…どうして叔父さん達に頼んだんだろう?私の方がよく分かってるのに…」
ユキヤ「真綾…この人混みの中、無事に理事長室に辿り着けると思う?」
マアヤ「思えn…る!大丈夫!」
セイヤ(今、“思えない”って言おうとしたよな…?)
トモヤ(真綾だからね…;)
ユキヤ(若月家で一番の方向音痴…)
トモヤ(本当……誰に似たんだろう…;)
セイヤ(とりあえず今生きてる年寄り達じゃないな…;)
絶対に叔父さん達が余計な事考えてる可能性大!
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