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マアヤ「…え~;」
「「わかったか?」」
マアヤ「……善処します」
双子の族としての凄みを見た真綾は何も言い返せず頷いた。
カズ「じゃあ、コウユウ…真綾の変身頼むぞ。俺はラン達の所に行ってくる」
「「わかったー」」
和清は苦笑いしながら、中津川兄弟に真綾を任せて生徒会室を出ていった。
マアヤ「そういえば、丸さんや成さんはどうしたんですか?」
コウ「ランとアキは、別室で変身中」
マアヤ「変身中?変身って…まさか、丸さんと成さんもドレス着るんですか!?嘘でしょ!?」
ユウ「まー坊ちょっと動かないで。じっとしなさい!嘘じゃないけど…でもドレス着るのはランだけだから」
マアヤ「ごめんなさい…。えと…何で丸さんだけドレス着るんですか?丸さんて……武士みたいな人じゃないですか」
ユウ「名前だけでしょ…;」
マアヤ「そうです」
双子はメイクに使う道具を手際よく準備し始めた。そしてコウが取り出したのは…
マアヤ「………またこれですか;」
それは影葉(和清弟)と公園に遊びに行った時に変装用に着けたウィッグと同じ物だった。ただ少し違うのは前よりも色が明るい茶色になっていた。
コウ「そ。まー坊にはこれを着けて貰うからね♪で、何でランだけがドレス着るかかだっけ?」
マアヤ「そうですよ。どうして丸さんだけ?」
コウ「それは生徒会の中のお楽しみからだ。……こんなもんか?」
マアヤ「え、何それ…全然わかんない…」
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