∞第26話∞

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タカヤ「どうぞー」 すると中から貴哉の声が聞こえてきて、コウは理事長室に入った。 コウ「失礼します。まー坊のドレスアップできました」 タカヤ「うん、それは分かってるけど……」 コウが中に入ると、理事長室は何やら微妙な空気が漂っていた。すると、中央のソファーに座ってたカズが口を開いた。 カズ「お前ら、うるせぇよ;」 コウ「え…そんなに煩かったか?」 ラン「よく響いてたぞ。『吐くなよ!?』とか」 トオル「うん…;3人の声が理事長室まで聞こえてきたよ;どんな連れてき方したんですか?」 コウ「えと…;俺が手を引いて、ユウが目隠しして連れてきました」 タカヤ「……それは真綾も酔うと思うよ…;」 コウ「すみません…」 タカヤ「ま、真綾の変身しだいで許すとするか。2人を中に入れてあげなさい」 コウ「はい。ユウ、まー坊入って」 「「失礼しま………す…;」」 手招きされて真綾とユウが中に入ると、貴哉からカズと謎の美女がみんな後ろを向いて立っていた。 マアヤ「え…何、このカオスな光景…;」 パンッ コウ「はい!では皆さん、振り返って下さい!」 コウの合図で全員が後ろを振り返ると、貴哉はおろかカズやアキ、謎の美女はピタリと止まった。 タカヤ「……………」 カズ「……………」 アキ「……………」 トオル「……………」 謎の美女「……………」 マアヤ「頼む!誰か何か喋ってくれ!」
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