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タカヤ「どうぞー」
すると中から貴哉の声が聞こえてきて、コウは理事長室に入った。
コウ「失礼します。まー坊のドレスアップできました」
タカヤ「うん、それは分かってるけど……」
コウが中に入ると、理事長室は何やら微妙な空気が漂っていた。すると、中央のソファーに座ってたカズが口を開いた。
カズ「お前ら、うるせぇよ;」
コウ「え…そんなに煩かったか?」
ラン「よく響いてたぞ。『吐くなよ!?』とか」
トオル「うん…;3人の声が理事長室まで聞こえてきたよ;どんな連れてき方したんですか?」
コウ「えと…;俺が手を引いて、ユウが目隠しして連れてきました」
タカヤ「……それは真綾も酔うと思うよ…;」
コウ「すみません…」
タカヤ「ま、真綾の変身しだいで許すとするか。2人を中に入れてあげなさい」
コウ「はい。ユウ、まー坊入って」
「「失礼しま………す…;」」
手招きされて真綾とユウが中に入ると、貴哉からカズと謎の美女がみんな後ろを向いて立っていた。
マアヤ「え…何、このカオスな光景…;」
パンッ
コウ「はい!では皆さん、振り返って下さい!」
コウの合図で全員が後ろを振り返ると、貴哉はおろかカズやアキ、謎の美女はピタリと止まった。
タカヤ「……………」
カズ「……………」
アキ「……………」
トオル「……………」
謎の美女「……………」
マアヤ「頼む!誰か何か喋ってくれ!」
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