プロローグ

3/6
前へ
/477ページ
次へ
ナオヤ「やぁ、真綾おはよう」 マアヤ「おはよう…父さん…。そんで?朝っぱらから何の話?」 ナオヤ「うん…実はね………」 マアヤ「実は?……ハッ!?ま、まさか…」 ナオヤ「え!?もしかして“実は”で内容を分かってくれちゃった感じ?」 サアヤ「この子がそんな察しいいわけないでしょ?直哉の子なのに」 ナオヤ「いや、でももしかしてーって事が…」 マアヤ「実は生き別れの妹がいるとか!?」 ナオヤ「だぁぁー!?何でそうなるの!?てか、どこからそんな考え出てきたの!?」 サアヤ「はぁ…;だから言っただろうに…」 マアヤ「別にいいじゃん。せっかく寝てたのに目覚まし時計のせいで起こされた腹いせだし…。で、本題は?」 私が起こされた目覚まし時計は、いつも父さんが使っている目覚まし時計だった。ムカついたから壊しちゃったけど…。 ナオヤ「実はね…真綾には今の学校をやめて違う学校に転校して欲しいんだ☆」 マアヤ「(腹いせってのに反応しないんかぃ;父さんらしいけど)……………………… ………………寝る」 ナオヤ「あぁー!?真綾ちゃん話聞いて!(泣)」 マアヤ「頼むから自分の年考えて喋って!」 サアヤ「いいじゃん、別に。見た目若いんだから」 マアヤ「いや、それはそうなんだけど!?」
/477ページ

最初のコメントを投稿しよう!

26人が本棚に入れています
本棚に追加