お菓子眼鏡と曲芸師

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「…そんなことはないさ、だって」 急に身体が浮くような感触がした 「…………俺は、好きでここにいるから……」 「……夢……」 とても、懐かしい。 眼鏡をかけて、辺りを見回す。 何も変わったことはない。 この後は、夢で見ることがなかったということは、夢で見るには俺には辛かったということだろうか。 午前、2時。
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