妊娠と出産

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そのままいざ分娩室へーーー ただ、まだ私は諦めていません。 そう帝王切開を。 なぜならこの痛みをどうにかしてもらいたく 頭には「痛みには麻酔→麻酔を打つ→帝王切開」という図式が 消えなかったからです。 「とりあえず分娩台に行ってからでもまた考えられるから。手術室は隣だし」 と医師に諭され、分娩台へ行ったのですが あれ? この流れ・・・自然分娩じゃ? 「先生、私帝王切開で! 帝王切開でお願いしたいって・・・ 「痛たたたたたたたたたぎゃあああああああああああ」 こんな状況の私を医師は華麗にスルー。 見事にスルー。 分娩台に乗って、痛みにずっと耐えていると そこへ旦那が。 そうそう言い忘れていました。 とりあえず不安な私は立会い出産を希望したのです。 と言っても私が産んだ病院は、本当に産まれる瞬間しか立ち会えなくて そのときが来るまで、分娩室の隣の部屋で待機。 そう、その部屋へ行こうとしていた旦那に医師は 「どうします? 奥さん、帝王切開を希望しているみたいなんですが そうなると同意書を書いてもらわなくてはいけなくて、また手術の準備に 数時間いただくのですが、たぶん今の状況だとその数時間で産まれると思うのですが・・・」 そんな会話が痛みの中聞こえた私 「いや、だから早く帝王切開を?????」と分娩台から叫んだのですが 「あ、じゃあこのままの自然分娩でお願いします」 っておい、旦那!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 何勝手に判断してんじゃあああああああああああああああああああああああ。 産むのは私だぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! そして医師もなぜ私を無視する!!!!!!!!!!!!!!!!!!! と怒りたい気持ちもあったのですが、もう陣痛はピークに達し それどころではありませんでした。 ええ、音楽を流しながら優雅に産もうと思っていた自分はいずこへw もはや【息子フォルダ】の存在は皆無となっていました。
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