~最終章 新しき時代~あとがき~

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マーラとルーイも元気そうだった。 ここでもカレジは、野菜スープをごちそうになった。 「ジェーンったら毎日毎日このスープを作るもんだから、新しくウチのメニューにも入れちゃったのよ。どう?上手になったでしょ?」 「…はい。すごく。…美味しいよ。」 カレジが笑顔を向けると、ジェーンは顔を赤くしてうつむいてしまった。 「…いつか…近い将来。俺だけのために、毎日この野菜スープを作ってくれないかな?…たぶん、すぐには無理だけど、…何年かかかるかもしれないけど…。落ち着いたら、迎えに来てもいい?」 「…………………へっ!?」 一瞬、周囲の時間が止まった。 「まあ…!!ジェーン!!プロポーズよ!!プロポーズ!!カレジなら大歓迎よ!!ほら、返事しなさい!ジェーン!」 「プ…プ…プ?」 「…ダメかな?」 「ダメじゃ…ダメじゃないです!!よ、喜んで!!あの、待ってます!!私、ずっと待ってます!!」 「…ありがとう。」 その日は朝まで宴会になり、お客も巻き込み宿屋は大盛り上がりだった。
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