灰かぶりの花嫁のなみだ

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6⃣ そして、姉とゆういちろうさんの挙式披露宴がひらかれる大安吉日の6月の第1日曜日がやって来たのでありました。 この日は、どんよりと曇り空で雨が降りそうな空模様となっていたのでありました。 姉とゆういちろうさんの挙式披露宴は予定通りに下田東急ホテルでひらかれることになりましたが、姉の職場の同僚や上司のみなさまやゆういちろうさんの親族たちとゆういちろうさんの職場の同僚や上司のみなさまは他の予定が入っているので来られないとホテルのブライダルスタッフさんに言いまして、挙式披露宴のプランを全部変更しまして挙げることになっていましたので、激しい反発に遭ってしまったのでありました。 ホテルの玄関の前に、姉の職場の同僚のみなさまが詰めかけてきたのでありました。 姉の職場の同僚のみなさまは、ホテルの披露宴場のスタッフさんに対しまして『どうして結婚披露宴に出席できないのか!?本人を呼べ!!』と怒り心頭になっていましたので、対応ができなくなってしまったのでありました。 困り果ててしまった母は、姉がいる控え室から出まして玄関に行こうとしていました時に、施設から脱走してきました祖父と出合ってしまったのでありました。 祖父は泣きそうな声で母に家に帰りたいとコンガンをしましたが、母は『よしみの幸せをズタズタする気なの!?』と怒鳴りましたので祖父は母に抱きついて、母を犯そうとしていたのでありました。 母の叫び声を聞いた父は、ものすごく激怒をしまして祖父のえりくびをつかんだ後に、右足で祖父の背中をけとばした後に押さえつけて大声で怒鳴り付けたのでありました。
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