灰かぶりの花嫁のなみだ

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「オラオヤジ!!何でしほに手を出したのだ!?」 「もとふみ…許してくれ…わし…さみしいんだよ…妻が亡くなったからさみしいんだよ…」 「さみしいから妻に手を出していいと思っているのか!?オレと娘たちが出かけている間に…コソコソコソコソかくれて何をしていたのだ!!…ふざけるな!!」 「あなたやめて!!」 「しほ!!」 (バシッ!!) 父は母の顔を平手打ちで力を込めて思い切り叩いた後に、祖父に施設帰れと言いまして力でホテルの外へ出した後に、物を投げつけてイカクをしましたがそれでも言うことに腹を立ててしまいましたので、父はシツヨウに祖父を叩いたりけったりしましてカンプなきまで叩きのめしてしまったのでありました。 祖父はひどく傷つきましてホテルからトボトボと歩いてどこかへ行ってしまったのでありました。 父は、トボトボと歩いて行く祖父に『2度と帰って来るなよ!!』と言う表情で勝ち誇っていたのでありました。 しかし、ゆういちろうさんは父が祖父を力付くで追い出した現場を見てしまいまして、ひどく傷ついてしまいましたのでホテルから出ていってしまった後に家に帰りまして、出て行く準備をしまして書き置きを残した後に家出をしてしまったのでありました。 日付けが変わりまして、6月4日の深夜1時過ぎに祖父は稲生沢川の河口で亡くなった状態で発見されたのでありました。 祖父は、トレーラーにはねられた後に川に落ちました後に流されてしまったのでありました。 河口付近には、5~6台のケーサツのパトカーがけたたましいサイレンを鳴らして止まっていたのでありました。 祖父がケーサツに発見された時には、身体中がボロボロに傷ついていました。 祖父は、両親に疎まれた末に交通事故で亡くなると言う悲しい結末で人生を終えてしまったのでありました。
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